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東京株式(大引け)=411円安、景気減速懸念で再びリスクオフの流れに

 30日の東京株式市場は、リスク回避目的の売りがかさみ、日経平均株価は大幅続落となり2万6000円台前半まで水準を切り下げた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比411円56銭安の2万6393円04銭と大幅続落。プライム市場の売買高概算は13億6402万株、売買代金概算は3兆2144億円。値上がり銘柄数は472、対して値下がり銘柄数は1314、変わらずは52銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方から売り優勢の展開を強いられたが、後場になって下げが加速した。日経平均株価は一時480円安に売り込まれる場面もあった。前日の欧州株市場がほぼ全面安に売られ、米国株市場ではNYダウがプラス圏で踏みとどまったものの、東京市場ではFRBによる金融引き締めが米景気後退を招くのではないかという思惑が売りを誘発した。朝方発表された鉱工業生産指数が予想を大きく下振れたことも、下げを助長する背景に。半導体関連株などに大きく売られる銘柄が目立ち、全体を押し下げた。値下がり銘柄数は1300を超え、プライム市場全体の7割を超える銘柄が下落。日経平均はきょうで2022年相場の前半を終えたが、1~6月の下落幅は約2400円に達した。

 個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>が売られたほか、東京エレクトロン<8035>が大幅安、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連銘柄への売りが目立った。また、日立製作所<6501>、富士通<6702>なども下落。日本郵船<9101>が軟調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも値を下げた。ワイエイシイホールディングス<6298>が急落、ソースネクスト<4344>も下値を探った。日本取引所グループ<8697>が売られ、三井松島ホールディングス<1518>も安い。

 半面、武田薬品工業<4502>、第一三共<4568>が頑強な値動きをみせ、オリエンタルランド<4661>もしっかり。サンリオ<8136>が急騰、gumi<3903>、サニーサイドアップグループ<2180>なども値を飛ばした。レオパレス21<8848>が買い優勢となり、三陽商会<8011>も上昇した。KLab<3656>も高い。

出所:MINKABU PRESS

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