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【通貨】外為サマリー:一時156円54銭近辺まで上昇、日米金利差拡大を意識

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=156円37銭前後と前日の午後5時時点に比べ65銭弱のドル高・円安となっている。

 20日のニューヨーク市場でのドル高・円安の流れを引き継いだ。前日は米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで早期利下げに慎重な発言を行い、利下げ期待の後退から米長期金利が上昇。日米金利差の拡大が意識されドルを買う動きが優勢となった。東京市場でも強含みで推移し、156円20銭前後から午後1時過ぎに156円54銭近辺をつけるなど上値を伸ばした。ただ、その後は買いが続かず失速。15日の米4月消費者物価指数(CPI)発表前の高値の手前ではね返された格好となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0858ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=169円80銭前後と同50銭弱のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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