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【市況】日経VI:低下、株価の下値堅く警戒感はやや緩和

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14日、前日比-0.26(低下率1.41%)の18.23と低下した。なお、高値は18.54、安値は18.17。昨日の米株式市場で主要指数が高安まちまちとなり、手掛かり材料となりにくい中、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。取引開始後の買い一巡後に日経225先物は伸び悩み一時下げに転じたが、下値を売り急ぐ動きはなく、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや緩和し、日経VIは概ね昨日の水準を小幅に下回る水準で推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《SK》

 提供:フィスコ

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