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【市況】日経平均は602円高、寄り後は上げ幅拡大

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は602円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が4連休中の米株式市場で、主要指数が先週2日、3日、昨日6日の3日間で大きく上昇したことが東京市場の株価を支えた。中でもハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3日間合計で4.77%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同じく6.94%上昇と、ダウ平均(3日間合計で2.50%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を支える要因となった。また、来週15日まで国内主要企業の24年3月期決算発表が続き、好決算や好業績銘柄への物色意欲が強くなっていることも株価下支え要因となった。一方、外為市場で1ドル=154円20銭台と、4連休前の2日15時頃と比べ1円20銭ほど円高・ドル安に振れたことが輸出株などの株価の重しとなったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を広げている。

《SK》

 提供:フィスコ

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