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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):レーザーテク、村田製、サンフロ不

レーザーテク <日足> 「株探」多機能チャートより
■レーザーテック <6920>  38,110円  +780 円 (+2.1%)  本日終値
 レーザーテック<6920>が大商いで最高値圏をまい進しているほか、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>がいずれも4連騰で上場来高値を更新、アドバンテスト<6857>も新値圏で強調展開を続けるなど半導体製造装置関連が軒並み高、ルネサスエレクトロニクス<6723>やソシオネクスト<6526>なども含め半導体セクターが総花的に買われている。前日の米国株市場ではインテル<INTC>が5%超の大幅高に買われたのをはじめ半導体関連株への買いが活発で、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が史上最高値を更新、この流れが東京市場にも波及している。半導体メモリー市況も底入れが確認される一方、先端半導体に対する期待感も強い。先端半導体に不可欠とされるEUV露光装置はオランダに本拠を置くASML<ASML>がオンリーワン企業となっているが、このEUV露光装置向けマスク検査装置を独占供給するのがレーザーテクで、同社株は10月以降急勾配の上昇トレンドを描いている。また、東エレクは3次元積層技術で先駆しており、6月に発表した3次元NAND型フラッシュメモリー向けの新たなエッチング技術でも業界の耳目を驚かせた。また、アドテストは米エヌビディア<NVDA>のドル箱商品となっているGPU(画像処理半導体)向け検査装置で圧倒的な納入実績を持つ。日本の半導体製造装置メーカーは国際競争力に秀でているほか、国内でも政府の後押しによって、TSMC<TSM>の熊本工場や日の丸半導体新会社ラピダスの北海道千歳工場など半導体生産設備拡充の動きが加速しており、強力な追い風が意識されている。

■村田製作所 <6981>  2,946.5円  +53 円 (+1.8%)  本日終値
 村田製作所<6981>が4日続伸。岩井コスモ証券は26日、同社株の投資判断を「B+」から「A」へ引き上げた。目標株価は2900円から3400円に見直した。落ち込んでいたスマホ向け電子部品の需要が緩やかな回復局面に入ってきたことを評価している。第2四半期(7~9月)はスマホ向けで樹脂多層基板や高周波モジュール、コンデンサーなどが増加するなど直前四半期比で20%増収、操業度上昇や円安で営業利益は同77%の大幅増となった。これを受け同社では24年3月期の同利益予想を2200億円から2700億円(前期比9.5%減)に上方修正した。同証券では25年3月期の同利益は3200億円への増益を見込み、業績は回復ステージに入ると指摘している。

■サンフロンティア不動産 <8934>  1,660円  +28 円 (+1.7%)  本日終値
 サンフロンティア不動産<8934>が3日ぶり反発。26日取引終了後、ブロックチェーンなど最先端技術を用いた製品を開発するモノバンドル(東京都千代田区)と共同運営するweb3特化型コワーキング・コミュニティスペース「Centrum(セントラム)」のスポンサー制度を開始したと発表。野村ホールディングス<8604>、ビットバンク(東京都品川区)、SARAH(東京都千代田区)の3社の参画が決定したとしており、これが材料視されたようだ。

■トヨタ自動車 <7203>  2,583円  +42 円 (+1.7%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>が頑強な値動きで3日続伸。前週にエアバッグセンサー不具合によるリコール発表やダイハツの不正問題などが嫌気され大きく株価水準を切り下げたが、今週に入って下値で押し目買いが観測され下げ止まる形となっていた。足もと外国為替市場で1ドル=142円台で比較的落ち着いた動きとなっていることや、PERも8倍台で投資指標面での割安感が意識されている。また、直近では同社をはじめとする自動車メーカー大手が、自動運転に使う先端半導体の共同研究に動くことが伝わっており、これも株価の刺激材料となっている。

■カシオ計算機 <6952>  1,218円  +19 円 (+1.6%)  本日終値
 カシオ計算機<6952>が3日ぶりに反発した。26日の取引終了後、固定資産の売却に伴い特別利益を計上すると発表し、好感されたようだ。東京都東大和市にある旧東京事業所の土地を売却する。譲渡益は約63億円。24年3月期第4四半期(1~3月)において、固定資産売却益として特別利益に約63億円を計上する予定。通期の業績予想については他の要因を含め必要な場合は速やかに開示するとした。

■京セラ <6971>  8,277円  +85 円 (+1.0%)  本日終値
 京セラ<6971>は3日続伸。26日の取引終了後、24年3月31日時点の株主から継続保有株主優待制度を新設すると発表しており、好材料視された。毎年3月末時点で1単元(100株)以上を1年以上継続保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じてクオカード(1000~2000円分)またはカタログギフト(3000~1万円相当)を贈呈する。既存の優待制度(優待価格販売)は今後も継続する。

■キッコーマン <2801>  8,768円  +86 円 (+1.0%)  本日終値
 キッコーマン<2801>が3日続伸。26日の取引終了後、24年4月1日を効力発生日とする1株から5株への株式分割に伴い、25年3月末時点の株主から株主優待制度を変更すると発表した。現行制度では100株以上1000株未満を1年以上保有する株主からが対象だったが、新制度では100株以上500株未満を半年以上保有する株主からとする。株主優待制度の拡充になることが好感されたようだ。

■FPG <7148>  1,668円  +14 円 (+0.9%)  本日終値
 FPG<7148>が続伸。26日の取引終了後、子会社オンリーユーエアが、グループの顧客基盤の一つである個人富裕層及び法人に向けて新たにプライベートジェット事業を開始すると発表しており、好材料視された。プライベートジェット事業では、利用者がプライベートジェットなどを自ら保有することなく、自身のスケジュールや利用シーンに合わせたフライトプランを設定することができるサービスを提供する。事業開始に際して航空機2機を約21億円で取得し、24年4月ごろの事業開始を予定している。なお、24年9月期業績への影響に重要性はないとしている。

■JVCケンウッド <6632>  741円  +4 円 (+0.5%)  本日終値
 JVCケンウッド<6632>はしっかり。この日の午前中、KENWOODブランドの記録・通信型アルコール検知器「CAX-AD300」が、第一交通産業<9035>グループのタクシー事業所に採用されたと発表しており、好材料視された。同グループの全国219拠点で、24年1月から3月末までに順次導入される予定としている。

■東電HD <9501>  735円  +1.9 円 (+0.3%)  本日終値
 東京電力ホールディングス<9501>が続伸。原子力規制委員会が27日の定例会合で、東京電力柏崎刈羽原発に対する事実上の運転禁止命令を解除したことが複数のメディアで報じられている。これを手掛かりに買いが入った。

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