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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ピアズ、ポート、エーアイ

ピアズ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ホンダ <7267>  4,395円  -59 円 (-1.3%)  本日終値
 ホンダ<7267>が3日続落。前週末16日の取引終了後、23年3月期の決算短信について、新たに生じたリコールの届け出の決定などで、586億円の品質関連費用の発生が見込まれると発表しており、嫌気された。会計監査人の監査報告書日後に発生したことから、連結計算書類及び計算書類の修正が必要となる修正後発事象に該当しないが、23年3月期決算短信については修正後発事象として反映され、6月下旬に提出予定の有価証券報告書の提出と同日に改めて公表するとしている。

■西松屋チェーン <7545>  1,671円  -11 円 (-0.7%)  本日終値
 西松屋チェーン<7545>が反落した。前週末16日発表の24年2月期第1四半期(2月21日~5月20日)の単体決算は、売上高が前年同期比4.0%増の468億700万円、最終利益は同8.5%減の32億1200万円だった。同社は月次の売上高速報を開示しており、第1四半期の4%の増収は株価にはすでに織り込まれていたが、減益で着地したことをネガティブ視した売りが膨らんだようだ。円安の影響で仕入れ価格が上昇したことなどが響いたようだ。もっとも、第1四半期の最終利益の進捗率は、中間期計画に対して約67%と堅調だったこともあり、朝方の売りが一巡後は押し目買いが入り下げ渋った。

■ピアズ <7066>  2,331円  +400 円 (+20.7%) ストップ高   本日終値
 ピアズ<7066>が急騰。前週末16日の取引終了後、子会社のQualiagramが、凸版印刷<7911>が提供する音声翻訳ソリューションサービス「VoiceBiz」に、オンライン接客システムの機能を提供することとなったと発表し、これを手掛かり視した買いが入ったようだ。凸版のVoiceBizは訪日外国人や在留外国人の支援を目的に、自治体や教育機関、商業施設などに導入されている。問い合わせ内容が多様化、複雑化するなか、今回の機能提供により、テレビ電話通訳を通じた円滑なコミュニケーションが期待できるようになる。利用ニーズの高い8言語に対応する通訳オペレーターを用意し、英語・中国語・韓国語は24時間365日、タイ語・ベトナム語・ポルトガル語・スペイン語・ロシア語は平日午前9時から午後6時まで対応できるようにする。

■ポート <7047>  2,339円  +400 円 (+20.6%) ストップ高   本日終値
 ポート<7047>は大幅高。4月14日の高値2063円を上抜け、約2カ月ぶりに上場来高値を更新した。前週末16日の取引終了後に24年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を138億円から153億円(前期比34.6%増)へ、純利益を12億円から13億7000万円(同27.6%増)へ引き上げており、これを好感した買いが集まった。エネルギー事業者向け業務支援サービスを手掛けるFive Line、電力・ガス事業者向け成約支援サービスを運営するINEの子会社化が業績を押し上げる。なお今回の業績修正には、今月13日に開示した第2四半期以降の成約単価改善見込みに関する影響は織り込まれていない。

■燦キャピタル <2134>  38円  +6 円 (+18.8%)  本日終値
 燦キャピタルマネージメント<2134>が大幅続伸し、年初来高値を更新した。同社は16日取引終了後、高山エンジニアリング(東京都町田市)の発行済み株式4000株のうち2040株(51%)を取得し、子会社化すると発表。これが材料視されたようだ。高山エンジニアリングは、太陽光発電などのクリーンエネルギーに関する施設、設備、機器の工事、取り付けなどを手掛けている企業。同社はこれまでクリーンエネルギー分野に注力して投資活動を行っており、クリーンエネルギーの設備工事分野への進出をうかがっていたという。なお、株式譲渡実行日は6月30日を予定している。

■エーアイ <4388>  1,037円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   本日終値
 エーアイ<4388>が急騰。同社は音声合成エンジンを開発・販売しており、足もとの業績は低調ながらも対話型AI関連の一角としてマーケットの注目を集めている。そうしたなか、前週末16日取引終了後に「ChatGPT(チャットGPT)」を活用した法人向けAIチャットサービス「AIPal Chat」を7月3日から提供開始することを発表、これが投資資金の流入を加速させる材料となった。

■アルファ <3434>  1,320円  +143 円 (+12.2%)  本日終値
 アルファCo<3434>が後場一段高で新値追い。同社はきょう午後0時30分ごろ、27年3月期を最終年度とする4年間の中期経営計画を策定したと発表。連結営業利益目標を55億円(23年3月期実績は6億100万円)としていることが買い手掛かりとなったようだ。最終年度の連結売上高目標は850億円(同628億8200万円)に設定。基本方針として「成長」(新事業・新商品開発)、「安定」(収益基盤の強化)、「持続」(サステナビリティ経営の推進)を掲げている。

■細谷火工 <4274>  1,670円  +169 円 (+11.3%)  本日終値
 細谷火工<4274>が急伸。きょう付の日本経済新聞朝刊で「政府は防衛装備を製造・輸出する大手企業に部品を供給する中小メーカーに補助金を出す調整に入った」と報じられており、防衛関連の一角である同社に思惑的な買いが入った。記事によると、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>など防衛省から完成品を受注する「プライム企業」のほか、部品をつくる中堅・中小に助成するという。これを受けて豊和工業<6203>、石川製作所<6208>、日本アビオニクス<6946>など幅広い関連銘柄に買いが入っているようだ。

■カナミックネットワーク <3939>  488円  +44 円 (+9.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
 カナミックネットワーク<3939>が急動意、底値圏もみ合いを一気に上放れてきた。医療や介護サービス事業者に特化したクラウドサービスを展開しており、健康寿命延伸サービスに経営の重心を置いている。超高齢化が進むなか、介護問題は「老老介護」などの現状が今後更に深刻化する可能性が高く、国策としての支援が急がれる分野だ。人的パワーの不足が明らかで、その分クラウドを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)が重視され、同社のビジネスチャンスが高まる。また、健康寿命延伸をテーマにジム運営にも経営的に資源を投下しており、来期以降中期的な収益貢献が期待できる。

■ロボペイ <4374>  1,749円  +108 円 (+6.6%)  本日終値
 ROBOT PAYMENT<4374>が大幅高で3連騰。ネット決済代行ビジネスを展開するが、主力の自動決済システムが好調でトップラインを押し上げている。前週末16日取引終了後に発表した5月度の月次売上高は前年同月比29.3%増の1億8000万円と大幅増収基調が続いており、これを好感する買いを呼び込む格好となった。今期は年初から好調な売上高を確保しているが、月次では現時点で5月の伸び率が今年最高となっている。

●ストップ高銘柄
 ヘリオスTH <6927>  860円  +150 円 (+21.1%) ストップ高   本日終値
 ABEJA <5574>  8,640円  +1,500 円 (+21.0%) ストップ高   本日終値
 タクミナ <6322>  1,794円  +300 円 (+20.1%) ストップ高   本日終値
 ぷらっとホーム <6836>  956円  +150 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値
 さくらインターネット <3778>  1,006円  +150 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値
 など、11銘柄

●ストップ安銘柄
 enish <3667>  525円  -100 円 (-16.0%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

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