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【市況】12日の株式相場見通し=軟調展開か、リバウンド意識も米ハイテク株安警戒

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 12日の東京株式市場は、なお軟調な展開か。前日の米国株市場ではNYダウが5日ぶりに小幅上昇したが、ナスダック指数は5日続落し連日で年初来安値を更新した。13日の米消費者物価指数(CPI)発表を控え様子見姿勢が強いなか、米長期金利上昇に対する警戒感もありハイテク株を中心に下落した。前日の東京市場では日経平均株価が714円安と大幅下落しており、この日は下値にはリバウンド狙いの買いも期待される。ただ、米国で半導体関連株などが下落するなか、依然として軟調な展開が予想される。

 11日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比36ドル31セント高の2万9239ドル19セントと5日ぶりに小幅反発。ナスダック総合株価指数は同115.910ポイント安の1万0426.192と5日続落した。

 日程面では、きょうは8月機械受注の発表が予定されている。また、米国で9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるほか、米9月卸売物価指数(PPI)が発表される。

出所:MINKABU PRESS

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