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【材料】コスモ・バイオ---通期利益予想を上方修正、円高による仕入れコストの減少が寄与へ

コスモバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより

コスモ・バイオ<3386>は5日、2016年12月期第2四半期(16年1-6月)決算を発表。売上高は前年同期比3.9%増の39.83億円、営業利益が同127.9%増の3.62億円、経常利益が同41.9%増の3.67億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同77.1%増の2.57億円だった。

品目別では、研究用試薬の売上高が前年同期比5.3%増の29.10億円、機器の売上高が同0.6%増の10.03億円、臨床検査薬の売上高が5.1%減の0.70億円だった。利益面では、為替相場の円高や販売費及び一般管理費の節減などが寄与した。

16年12月期通期については、売上高が前期比3.3%増の76.00億円、営業利益が同99.3%増の4.00億円、経常利益が同1.7%増の3.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の2.40億円としている。従来予想から売上高、各利益を上方修正している。為替相場の円高推移による仕入れコストの減少などが寄与する。なお、従来の通期計画は、売上高が77.50億円、営業利益が1.20億円、経常利益が2.20億円、当期純利益が1.20億円だった。

《TN》

 提供:フィスコ

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