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【材料】大塚商会が続落、大和証券は「中立」へ引き下げ

大塚商会 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大塚商会<4768>が続落。大和証券は2日、同社株のレーティングを「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」へ引き下げた。目標株価は5750円から5070円に見直している。同社の16年12月第2四半期(1~6月)の連結営業利益は前期比3%増の239億4400万円だったが、会社予想(249億7000万円)に対して未達だった。この要因としては「4~5月の長期連休から見込み案件遅延」「6月のBrexit(英国のEU離脱)による中堅企業のIT投資マインド冷却」「低採算な単品販売への注力」などを挙げている。同社のリスクである「景況に敏感な中小企業のIT投資」がマクロ経済の先行き不透明感に反応し、顕在化したとみている。通期計画の達成に向けては、営業部隊の自由な商材開拓を推進しており、その効果に注目している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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