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【材料】中外薬、ガルデルマとの提携で、アトピー性皮膚炎に対する開発の加速が期待されると解説

中外薬 <日足> 「株探」多機能チャートより
 中外製薬<4519>が小反落。大和証券は、16年12月期通期の同証券や会社の予想に対して、費用計上がやや遅れ気味なため、利益面について余裕含みで推移している印象とリポートで紹介。近年、開発が滞っていたCodrituzumabは、がん免疫療法の進展を背景に商業化の可能性も出てきたのはポジティブだと指摘。自社創製の抗IL‐31レセプター抗体Nemolizumab(CIM331)について、ガルデルマとのライセンス契約締結も発表されたことについては、ガルデルマとの提携で、アトピー性皮膚炎に対する開発の加速が期待されようと解説。

 このほか、今後、開発が先行しているDupilumabなどの競合品に対する優位性が明らかになれば、業績貢献期待が高まる可能性もあると見て、レーティング「2」(アウトパフォーム)、目標株価4200円を継続している。
《MK》

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