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【材料】ドーン<2303>---16.5期は大幅増益、官公庁など設備管理向け受託開発の受注が好調

ドーン <日足> 「株探」多機能チャートより

ドーン<2303>は8日、2016年5月期決算を発表。売上高が前期比26.9%増の7.53億円、営業利益が同708.9%増の1.08億円、経常利益が同485.2%増の1.15億円、当期純利益が同589.7%増の1.01億円だった。

ライセンス販売は地方自治体のシステム更改等に伴う大型受注が減少。また、商品売上については、受託開発に伴うデジタル地図等の納品が減少した。その一方、官公庁や電力会社の設備管理向け受託開発の受注が好調だった。また、「緊急通報システムNET119」が東京消防庁や全国の地方自治体、消防組合への導入が進んだことでクラウド利用料が堅調だった。利益面については、売上高の増加や受託開発におけるプロジェクト管理の徹底による内製化などが奏功した。

2017年5月期通期については、売上高が前期比6.2%増の8.00億円、営業利益が同20.4%増の1.30億円、経常利益が同17.4%増の1.35億円、当期純利益が同7.9%減の0.93億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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