【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:AWSHD、宇部興、シャープ、ユニゾHD
■AWSホールディングス <3937> 10,200円 +1,100 円 (+12.1%) 一時ストップ高 11:30現在
AWSホールディングス<3937>が連日のストップ高。21日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄で、上場初日には初値が付かず、2日目に公開価格2490円の3.4倍にあたる8350円で初値をつけた。同日こそ乱高下したが、23日はストップ高まで買われた。東証1部市場が英国のEU離脱の国民投票の結果判明を控えて、個人投資家が手掛けにくい状況が続いていることから、直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さに期待した買いが入っているもよう。同社株以外でも、直近IPO銘柄では農業総合研究所<3541>もストップ高し、ストライク<6196>も大幅高するなどしている。
■エフ・ジェー・ネクスト <8935> 491円 +11 円 (+2.3%) 11:30現在 東証1部 上昇率4位
23日、エフ・ジェー・ネクスト <8935> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.94%にあたる100万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月24日から12月30日まで。
■フロイント産業 <6312> 1,231円 +27 円 (+2.2%) 11:30現在
フロイント産業<6312>が高い。いちよし経済研究所では、17年2月期営業利益は国内の製薬メーカーの設備投資拡大により増益の伸びが強まると指摘。17年2月期以降は、国内後発医薬品の普及促進の動きを受けて増益が続く展開を予想し、中長期的にはインドや中南米など海外展開を強化することでさらなる事業成長が期待できると解説。レーティング「A」、フェアバリュー1700円でカバレッジを開始している。
■カンロ <2216> 520円 +9 円 (+1.8%) 11:30現在
23日、カンロ <2216> [東証2]が16年12月期の連結経常利益を従来予想の3.5億円→7億円に2.0倍上方修正。増益率が17.1%増→2.3倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。利益率の高い主力ブランド「金のミルクキャンディ」の販売が想定より伸びることが収益を押し上げる。
■宇部興産 <4208> 179円 +2 円 (+1.1%) 11:30現在
宇部興産<4208>が大幅続伸。23日夜のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」で、有機ELに使用されるポリイミドフィルムを製造していることが紹介されており、有機EL関連として一気に人気化しているようだ。番組によると、電子回路を焼き付けるためにフィルムを開発したとしており、他社製品と500度Cで加熱し比較したところ、他社は砕けたが同社のものは割れなかったとしており、米アップルによる有機EL採用で需要拡大への期待が高まっているようだ。
■タクマ <6013> 810円 +5 円 (+0.6%) 11:30現在
タクマ<6013>が高い。いちよし経済研究所では、17年3月期はごみ処理設備の運営・受託案件の売上増などにより営業増益が続くと予想。中期的には、国内のごみ処理設備の老朽化に伴う更新需要やバイオマス発電設備の需要拡大を取り込んだ成長が見込めるとみて、海外展開を強化することでさらなる事業成長が期待できると解説。レーティング「A」、フェアバリュー1400円でカバレッジを開始している。
■日神不動産 <8881> 355円 +1 円 (+0.3%) 11:30現在
23日、日神不動産 <8881> が17年3月期の期末一括配当を従来計画の6円→10円(前期は10円)に増額修正したことが買い材料視された。目標配当性向を15%以上に引き上げたことに伴い、株主への利益還元を増やす。前日終値ベースの期末配当利回りが2.82%に上昇し、配当取りを狙う買いが向かった。同時に、20年3月期に経常利益60億円(16年3月期実績は49.3億円)をめざす中期経営計画を発表したことも支援材料。
■シャープ <6753> 115円 -18 円 (-13.5%) 11:30現在 東証1部 下落率3位
シャープ<6753>が急反落。東京証券取引所が23日の取引終了後、同社株を8月1日付で東証1部から東証2部市場に指定替えすると発表しており、これを嫌気した売りが出ている。同社が同日付で提出した有価証券報告書で、債務超過の状態であることが確認されたためとしている。また、あわせて上場廃止にかかる猶予期間銘柄(債務超過)に指定したことも弱材料視されている。猶予期間は16年4月1日から17年3月31日まで。
■ユニゾホールディングス <3258> 4,100円 -445 円 (-9.8%) 11:30現在 東証1部 下落率5位
23日、ユニゾホールディングス <3258> が345万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限51万株の第三者割当増資の実施を発表したことが売り材料。新株発行が最大で発行済み株式数の19.9%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が懸念された。発行価格は7月4日から6日までのいずれかの日に決定する。最大で172億8600万円の調達資金については、国内外の収益不動産への新規投資や新規ホテル展開の資金に充てる。
■島精機製作所 <6222> 1,995円 -22 円 (-1.1%) 11:30現在
島精機製作所<6222>が高寄り後、失速。カイ気配で始まったものの、寄り付き天井の格好で上げ幅を縮小。いちよし経済研究所では、15年11月の展示会を契機に獲得した高水準な受注残高を背景に、17年3月期は大幅営業増益になる可能性が高いと指摘。主力の横編機事業における高付加価値品・ホールガーメントの拡販やシューズなどの新規需要開拓を軸に、中長期的に海外を中心とした成長が期待できるとみて、レーティング「A」、フェアバリュー3000円でカバレッジを開始している。
■モブキャスト <3664> 615円 -84 円 (-12.0%) 11:30現在
23日、東証と日証金がモブキャス <3664> [東証M]について24日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが売り材料。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。
■アートSHD <3663> 1,680円 -219 円 (-11.5%) 11:30現在
アートスパークホールディングス<3663>が反落。23日の取引終了後、連結子会社エイチアイが保有するエイチアイ関西の全株式(所有割合91.7%)を譲渡すると発表。これにより連結決算で1500万円の特別損失発生が見込まれるとしていることから、業績下振れ懸念が高まっているようだ。なお、譲渡は7月中を予定している。
●ストップ高銘柄
なし
●ストップ安銘柄
ETFSパラ <1675> 4,560円 0 円 (0.0%) ストップ安 11:30現在
株探ニュース
AWSホールディングス<3937>が連日のストップ高。21日に東証マザーズ市場に新規上場した直近IPO銘柄で、上場初日には初値が付かず、2日目に公開価格2490円の3.4倍にあたる8350円で初値をつけた。同日こそ乱高下したが、23日はストップ高まで買われた。東証1部市場が英国のEU離脱の国民投票の結果判明を控えて、個人投資家が手掛けにくい状況が続いていることから、直近IPO銘柄ならではの値動きの軽さに期待した買いが入っているもよう。同社株以外でも、直近IPO銘柄では農業総合研究所<3541>もストップ高し、ストライク<6196>も大幅高するなどしている。
■エフ・ジェー・ネクスト <8935> 491円 +11 円 (+2.3%) 11:30現在 東証1部 上昇率4位
23日、エフ・ジェー・ネクスト <8935> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.94%にあたる100万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月24日から12月30日まで。
■フロイント産業 <6312> 1,231円 +27 円 (+2.2%) 11:30現在
フロイント産業<6312>が高い。いちよし経済研究所では、17年2月期営業利益は国内の製薬メーカーの設備投資拡大により増益の伸びが強まると指摘。17年2月期以降は、国内後発医薬品の普及促進の動きを受けて増益が続く展開を予想し、中長期的にはインドや中南米など海外展開を強化することでさらなる事業成長が期待できると解説。レーティング「A」、フェアバリュー1700円でカバレッジを開始している。
■カンロ <2216> 520円 +9 円 (+1.8%) 11:30現在
23日、カンロ <2216> [東証2]が16年12月期の連結経常利益を従来予想の3.5億円→7億円に2.0倍上方修正。増益率が17.1%増→2.3倍に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。利益率の高い主力ブランド「金のミルクキャンディ」の販売が想定より伸びることが収益を押し上げる。
■宇部興産 <4208> 179円 +2 円 (+1.1%) 11:30現在
宇部興産<4208>が大幅続伸。23日夜のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」で、有機ELに使用されるポリイミドフィルムを製造していることが紹介されており、有機EL関連として一気に人気化しているようだ。番組によると、電子回路を焼き付けるためにフィルムを開発したとしており、他社製品と500度Cで加熱し比較したところ、他社は砕けたが同社のものは割れなかったとしており、米アップルによる有機EL採用で需要拡大への期待が高まっているようだ。
■タクマ <6013> 810円 +5 円 (+0.6%) 11:30現在
タクマ<6013>が高い。いちよし経済研究所では、17年3月期はごみ処理設備の運営・受託案件の売上増などにより営業増益が続くと予想。中期的には、国内のごみ処理設備の老朽化に伴う更新需要やバイオマス発電設備の需要拡大を取り込んだ成長が見込めるとみて、海外展開を強化することでさらなる事業成長が期待できると解説。レーティング「A」、フェアバリュー1400円でカバレッジを開始している。
■日神不動産 <8881> 355円 +1 円 (+0.3%) 11:30現在
23日、日神不動産 <8881> が17年3月期の期末一括配当を従来計画の6円→10円(前期は10円)に増額修正したことが買い材料視された。目標配当性向を15%以上に引き上げたことに伴い、株主への利益還元を増やす。前日終値ベースの期末配当利回りが2.82%に上昇し、配当取りを狙う買いが向かった。同時に、20年3月期に経常利益60億円(16年3月期実績は49.3億円)をめざす中期経営計画を発表したことも支援材料。
■シャープ <6753> 115円 -18 円 (-13.5%) 11:30現在 東証1部 下落率3位
シャープ<6753>が急反落。東京証券取引所が23日の取引終了後、同社株を8月1日付で東証1部から東証2部市場に指定替えすると発表しており、これを嫌気した売りが出ている。同社が同日付で提出した有価証券報告書で、債務超過の状態であることが確認されたためとしている。また、あわせて上場廃止にかかる猶予期間銘柄(債務超過)に指定したことも弱材料視されている。猶予期間は16年4月1日から17年3月31日まで。
■ユニゾホールディングス <3258> 4,100円 -445 円 (-9.8%) 11:30現在 東証1部 下落率5位
23日、ユニゾホールディングス <3258> が345万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限51万株の第三者割当増資の実施を発表したことが売り材料。新株発行が最大で発行済み株式数の19.9%におよぶ規模とあって、株式価値の希薄化や株式の需給悪化が懸念された。発行価格は7月4日から6日までのいずれかの日に決定する。最大で172億8600万円の調達資金については、国内外の収益不動産への新規投資や新規ホテル展開の資金に充てる。
■島精機製作所 <6222> 1,995円 -22 円 (-1.1%) 11:30現在
島精機製作所<6222>が高寄り後、失速。カイ気配で始まったものの、寄り付き天井の格好で上げ幅を縮小。いちよし経済研究所では、15年11月の展示会を契機に獲得した高水準な受注残高を背景に、17年3月期は大幅営業増益になる可能性が高いと指摘。主力の横編機事業における高付加価値品・ホールガーメントの拡販やシューズなどの新規需要開拓を軸に、中長期的に海外を中心とした成長が期待できるとみて、レーティング「A」、フェアバリュー3000円でカバレッジを開始している。
■モブキャスト <3664> 615円 -84 円 (-12.0%) 11:30現在
23日、東証と日証金がモブキャス <3664> [東証M]について24日売買分から信用取引に関する臨時措置を強化すると発表したことが売り材料。東証は委託保証金率を現行の50%以上(うち現金を20%以上)→70%以上(うち現金を40%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の50%(うち現金を20%)→70%(うち現金を40%)とする。信用規制強化による人気離散を警戒した売りが向かった。
■アートSHD <3663> 1,680円 -219 円 (-11.5%) 11:30現在
アートスパークホールディングス<3663>が反落。23日の取引終了後、連結子会社エイチアイが保有するエイチアイ関西の全株式(所有割合91.7%)を譲渡すると発表。これにより連結決算で1500万円の特別損失発生が見込まれるとしていることから、業績下振れ懸念が高まっているようだ。なお、譲渡は7月中を予定している。
●ストップ高銘柄
なし
●ストップ安銘柄
ETFSパラ <1675> 4,560円 0 円 (0.0%) ストップ安 11:30現在
株探ニュース