【材料】カシオ、国内大手証券は時計3社の中では外部環境に対する抵抗力が強く成長力は高いとの見方
カシオ <日足> 「株探」多機能チャートより
三菱UFJモルガン・スタンレー証券はリポートで、従来のエクイティストーリーを弱めると紹介。同社業績は時計以外の事業の収益改善の遅れや、リスト端末の先行投資費用の拡大から増益率は低下、最高利益更新時期も従来の16年3月期更新から18年3月期へと変更している。ただ、1)営業利益の為替感応度が最も低い、2)ムーブメントの外販がない、3)時計以外に景気敏感事業がない、4)特に海外でのブランド力が高い、の4つを理由に、時計3社の中では外部環境に対する抵抗力が強く成長力は高いとの見方は変更しないと解説。
目標株価を3600円から2600円へ引き下げているものの、レーティングは「オーバーウエイト」を継続している。
《MK》
株探ニュース