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【材料】ブラザーやコニカミノルタなど欧州関連株が安い、ユーロは対円で3年2カ月ぶり安値水準に

ブラザー <日足> 「株探」多機能チャートより
 ブラザー工業<6448>やコニカミノルタ<4902>など欧州売り上げ比率が高い銘柄が軟調。2日の海外市場で一時、1ユーロ=121円06銭まで売られ、13年4月以来、約3年2カ月ぶりの水準に下落した。

 足もとで、ユーロの先安観が強く下げ基調が続いている。欧州向け売り上げ比率の高い銘柄には、ユーロ安は逆風との見方が出ている。特に、23日に予定されているEU(欧州連合)離脱を巡る英国の国民投票は、結果が読めず予断を許さない状況。「もし英国のEU離脱が現実となれば、英ポンドに加えユーロも売られる。欧州関連株には打撃となる可能性も」(市場関係者)との見方が出ている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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