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【材料】旭化成、国内大手証券が目標株価引下げ、医薬・医療、エレクトロニクス、住宅に警戒感

旭化成 <日足> 「株探」多機能チャートより
 旭化成<3407>が続落。売り優勢で始まり、今日の安値圏で前場の取引を終えている。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、17年3月期の医薬・医療部門は、テリボンの薬価再算定、全般的な薬価改定、フリバスの後発品との競合、円高といった業績悪化要因が重なると指摘。エレクトロニクス部門では、電子部品が円高と需要減で急速に悪化していることに加え、2015年に買収したPolypore社が、のれん償却後でかなりの赤字になっているとの見方で、住宅は人件費などのコスト増が見込まれる上、宣伝広告活動を自粛した影響で集合住宅を中心に受注が悪化、その影響が17年3月期下期に現れてくると想定。

 レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を720円から690円に引き下げている。
《MK》

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