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【材料】東芝が反発し新高値、「特設注意指定銘柄」解除に期待の買いも

東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより
 東芝<6502>が反発し新高値。株価は一時281円台まで値を上げた。不適切会計問題で株価は今年2月に155円まで下落したが、その後、下値を切り上げ280円台を回復してきている。原子力事業や半導体のNANDビジネスの収益回復が見込まれ、業績は16年3月期が底になるとの観測がある。

 また、不適切会計の発覚で昨年9月に「特設注意市場銘柄」に指定されたが、指定から1年経過後に内部管理体制などの審査を受け、問題無しとなった場合、同銘柄からは解除される。指定解除後は、増資に踏み切り財務体質の強化に踏み切るという観測は強く、今年9月以降の指定解除に期待した買いも入っている様子だ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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