【材料】東芝が続伸、ビッグデータや大規模メディアデータを高速照合するデータ処理技術を開発
東芝 <日足> 「株探」多機能チャートより
この技術は、人物の顔や売り上げデータなどを高次元ベクトルで表現し、予め類似のベクトル群を索引化しておくことで高速照合を可能にしており、1000万件の人物の顔画像データから特定の人物を抽出する実験では、従来の技術と比較して、約50倍の8.31ミリ秒で処理を完了している。
同社は今後、この技術をディープラーニングに応用することで、人工知能の精度向上につなげるなど適用領域を拡大。ビッグデータ向けスケールアウト型データベース「GridDB」にこの技術を組み合わせ、ビッグデータや大規模メディアデータの高速処理を実現する世界初の高次元ベクトル照合に対応したデータベースを2016年度中に製品化する予定。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)