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【市況】24日の中国本土市場概況:上海総合0.8%安と3日ぶり反落、素材関連に売り

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

24日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比21.98ポイント(0.77%)安の2821.67ポイントと3日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、22.99ポイント(0.77%)安の2953.42ポイントで引けている。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は3.11ポイント(0.91%)安の336.57ポイント、深センB株指数は0.84ポイント(0.08%)高の1036.05ポイントで終了した。

商い低迷でマーケットの先行きを不安視。上海証券取引所の売買代金が1211億人民元に縮小し、11営業日連続で1500億人民元を下回っている。投資家のマーケット離れが懸念される状況だ。

業種別では、非鉄や鉄鋼などの素材関連株がさえない。中国アルミ(601600/SH)が1.3%、江西銅業(600362/SH)と重慶鋼鉄(601005/SH)がそろって1.2%ずつ下落した。中国商品先物市場での商品値下がりが嫌気されている。石炭株や建材株なども下げが目立った。金融株や不動産株、インフラ関連株、運輸関連株、消費関連株、ITハイテク関連株などもさえない。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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