市場ニュース

戻る
 

【材料】日東電、国内有力証券は収益バランス改善や核酸医薬品の大型期待を好材料に株価は下値を切り上げる展開を期待

日東電 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日東電工<6988>が小幅に続落。5日移動平均線で下げ渋っている。

 岩井コスモ証券はリポートで、iPhoneの販売台数減少、会社想定を超えた急激な円高の進行など悪材料は株価に織り込み済みと判断すると紹介。為替要因を除けば今期業績は前期並みの水準を確保できる見通しであるほか、テープやメディカル・メンブレンの各事業の利益率上昇によるオプトエレクトロニクス事業に偏重した収益バランスの改善、米FDAよりFast track(ファスト・トラック:優先承認審査制度)に指定された核酸医薬品(肝硬変治療薬)の大型期待など好材料に注目が集まり株価は下値を切り上げる展開が期待できるとの見解を示している。

 投資判断は最上位の「A」を継続。目標株価は9000円から8700円へ若干引き下げている。
《MK》

株探ニュース



株探からのお知らせ

    日経平均