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【材料】協和キリン、欧州大手証券は通期業績にさらなる上振れ余地が生じたと評価

協和キリン <日足> 「株探」多機能チャートより
 協和発酵キリン<4151>が反発。プラススタートとなり、その後も買いが優勢の展開。

 クレディ・スイス証券では、目先の株価は自社開発の成人T細胞白血病リンパ腫治療薬ポテリジオ、喘息/COPD治療薬ベンラリズマブ、くる病治療薬KRN23などの抗体医薬の開発プロジェクトの進展による影響が大きいと指摘。ポテリジオは、がん免疫チェックポイント阻害薬オプジーボなどとの併用試験がフェーズ1進行中で、ベンラリズマブはアストラゼネカへ全面導出、16年度上期以降の主要な呼吸器学会でフェーズ3の良好な結果報告が期待されるとみて、第1四半期決算の進捗率が高かったことから通期業績にさらなる上振れ余地が生じたと解説。

 レーティングを「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価を1600円から2200円に引き上げている。
《MK》

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