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【材料】アウトソーシング---マレーシアの給与計算代行事業大手をグループ傘下に

アウトソシン <日足> 「株探」多機能チャートより

アウトソーシング<2427>は28日、SYMPHONY HRS SDN. BHD.(以下、SYMPHONY HRS)の発行済株式の60%を取得し、子会社化したと発表。なお、SYMPHONY HRSを子会社化することで、傘下のSYMPHONY HR SOLUTIONS INDIA PRIVATE LIMITED 及びシンフォニーHRSジャパン株式会社、SYMBPO EUROPE LIMITEDが同社の孫会社となる。

SYMPHONY HRSは、アジアを中心に19か国における給与計算に対応している等、競合他社との圧倒的な差別化を図り、独国の大手高級自動車メーカーや大手自動車部品メーカー、米国の大手投資銀行や大手精密機械メーカーといったグローバル展開する企業のアジア拠点のスタッフ約9万人の給与計算をサポートしている。また、当期は立ち上げの投資も一巡し、連結営業利益率が20%を超える見通しであり、今後も順調な成長が期待されるとのこと。

同社は、今回の子会社化により、市場拡大が期待されるアジア地域の給与計算代行事業の基盤強化を行い、同社グループの事業安定化と拡大の両立を加速させていくとのこと。

前期は国内のコンビニエンスストア向け事業や米軍基地向け事業に進出し、今期には、豪州の地方公共団体向けビジネスや英国の公的債権回収ビジネスに進出して事業拡大を進めている。

なお、同時に本件も含めて2016年12月期通期連結業績予想を上方修正し売上高を21.8%増の1,340億円としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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