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【材料】メディシノバ・インク---17年12月末までの十分な運転資本を確保

メディシノバ <日足> 「株探」多機能チャートより

メディシノバ・インク<4875>が4月28日に発表した2016年12月期第1四半期(1-3月)決算は、営業損失が3.82億円、税引前四半期純損失が3.80億円、四半期純損失が3.81億円だった。定性的情報の原文は米ドルで表示されているいため、1米ドル=112.68円で換算された金額となる。

第1四半期累計期間及び前年同期の研究開発及びパテント費は、それぞれ1.1百万米ドル(1.23億円)と0.7百万米ドル(0.78億円)。当該0.4百万米ドル(0.45億円)の増加は主として、同社の株価上昇等に伴い、業務目標に対する達成度に基づく役職員への株式報酬が増加したことによる。一般管理費についてはそれぞれ2.3百万米ドル(2.59億円)と1.5百万米ドル(1.69億円)。0.8百万米ドル(0.90億円)の増加は株価上昇等に伴い、業務目標に対する達成度に基づく役職員への株式報酬が増加したことによる。

第1四半期連結累計期間にワラント2,131,700個及びストックオプション129,819個が行使された結果、総額でそれぞれ7.6百万米ドル(856百万円)及び0.3百万米ドル(33百万円)の手取金を受領。2016年3月31日現在、同社の現金及び現金同等物は27.6百万米ドル(31.09億円)、運転資本は27.6百万米ドル(31.09億円)。2017年12月31日までの事業運営にあたって十分な運転資本を確保しているものと考えている。

《TN》

 提供:フィスコ

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