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【材料】国内大手証券、海運の決算印象はネガティブと指摘

川崎汽 <日足> 「株探」多機能チャートより
 SMBC日興証券の海運セクターのリポートでは、16年3月期通期決算の全体的な印象はネガティブと指摘。17年3月期ガイダンスは、川崎汽船<9107>が相対的に強かった(コンセンサスに対する下振れ幅が小さかった)ものの、前提条件が楽観的に映るとの見方で、日本郵船<9101>はコンテナ市況見通しを北米航路、欧州航路共に前期比で悪化で見込み、商船三井<9104>も全航路のコンテナ運賃指数を前期比悪化で見通していると解説。

 航路再編やイールドマネジメントによって収益性をどの程度改善できるかに注目したいとして、業種格付け「中立」を継続している。
《MK》

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