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【通貨】明日の為替相場見通し=日銀決定会合の結果に視線集中

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀金融政策決定会合の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=109円80~113円00銭。

 この日は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合を前に111円台前半での一進一退が続いた。日本時間の未明に結果発表のFOMCは、市場では金融政策の現状維持が見込まれており、市場の反応は限定的との見方が多い。焦点は、あすの日銀決定会合の結果発表で、市場では追加緩和に踏み切るとの観測が有力だ。なかには「量・質・金利」の3次元緩和を予想する向きもあるが、「一時に比べ円安と株高が進行しており、今回は見送り」とみる声もある。ただ、現状維持となった場合、マーケットは一時的に株安・円高に進む可能性もあり、どこまで次回の日銀会合に向けての期待がつなげるかがポイントとなる。あすは日銀の決定次第でボラティリティの大きな相場が見込まれる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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