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【材料】キヤノンが急落、16年12月期営業利益を3000億円に減額でネガティブサプライズ

キヤノン <日足> 「株探」多機能チャートより
 キヤノン<7751>が急落。同社は26日取引終了後、16年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を3兆8500億円から3兆6000億円(前期比5.3%減)へ、営業利益を3600億円から3000億円(同15.5%減)へ、最終利益を2300億円から2000億円(同9.2%減)へ大幅に下方修正しており、これが嫌気された。

 レーザープリンターの需要が、新興国経済の低迷の影響を受け低調だったほか、コンパクトデジタルカメラも、全地域で販売台数が減少傾向にあり収益を押し下げている。また、為替の円高デメリットも利益減額の要因になっている。営業利益は従来の増益予想から一転、2ケタ減益見通しに変わったことは、インパクトが大きかったようだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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