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【市況】個別銘柄戦略:輸出関連や資源関連の主力株中心にリバウンドへ


原油市況が想定外の下げ渋りとなり、本日の株式市場は急反発の動きが予想される。熊本地震の影響懸念もいったんは織り込んだと考えられ、ソニーやトヨタなどの主力株のリバウンドに注目が向かおう。震災復興関連銘柄の物色は昨日も旺盛であったが、循環物色の流れが見込まれるため、中小型の建設株などにはいったん利食い売り圧力などが強まる可能性。一方で、代替需要の見込まれる銘柄などが目先は循環物色の対象となりそうだ。液晶フィルム関連などに関心。決算関連では、丸紅が減損損失の計上を発表、やや規模が大きいと捉えられるが、好地合いの中で底堅い動きを見せるようであれば、総合商社などに安心感が広がろう。東京製鐵の製品値上げ電炉株にも期待感が広がる余地。

《KS》

 提供:フィスコ

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