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【市況】18日の株式相場見通し=原油価格下落と円高進行を嫌気し売り先行

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京株式市場は、前週に日経平均株価が急上昇したこで、短期的な過熱感から利益確定の売りも想定される。さらに、原油価格の下落や外国為替市場での円高進行に加えて、九州の熊本を中心に発生した地震の被害が拡大をみせていることも投資家心理を後退させることになりそうだ。18日早朝の東京外国為替市場では1ドル=108円30銭台での推移と、前週末に比べて円高・ドル安が進行している。

 15日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比28.97ドル安の1万7897.46ドルと4日ぶりに小幅反落した。欧州の主要株価指数が軒並み安となったことに加え、NY原油先物価格が下落したことなどから利益確定の売りが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比7.670ポイント安の4938.216と小幅続落した。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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