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【市況】14日の株式相場見通し=米株式の上昇や円安進行を好感し買い優勢

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京株式市場は、前日の米株式市場でのNYダウ平均株価大幅続伸や、外国為替市場での円安・ドル高進行を好感して買い優勢となり、日経平均株価は3日続伸となりそうだ。14日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=109円40銭前後と前日に比べて円安・ドル高が進行している。

 13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比187.03ドル高の1万7908.28ドルと大幅続伸し、2015年11月6日以来約5カ月ぶりの高値水準となった。アジアや欧州の主要株式市場が軒並み上昇したのをはじめ、中国の3月貿易統計で輸出額が市場予想を上回ったことも好感され、金融株を中心に全般買いが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比75.329ポイント高の4947.420と続伸した。

 日程面では、2月のマネタリーサーベイ、3月の首都圏マンション発売に注目。海外では、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(~15日・ワシントン)、米3月の消費者物価、プーチン・ロシア大統領がテレビで国民対話が焦点になる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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