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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):三菱UFJ、オリンパス、国際石開帝石、TDK

■三菱UFJ <8306>  521.5円  +9.3 円 (+1.8%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが軒並み高。3月中旬以降、銀行株は下げ基調にあったことで足もと値ごろ感が生じていることに加え、「きょうはTOPIX連動で期末特有のドレッシング買いが観測され、指数寄与度の高い銀行株には追い風となっている」(国内準大手証券)という。また、あすに3月の日銀短観を控えるが、国内景気は芳しくないとの見方が強く、4月下旬の金融政策決定会合での追加緩和期待も浮上しやすい。そのなか緩和策について「マイナス金利幅の拡大ではなく、ETFの買い入れ枠拡大など量的緩和策で対応するとのコンセンサスがあり、銀行セクターにはプラスの思惑として働く」(同)と指摘されていた。

■オリンパス <7733>  4,375円  +75 円 (+1.7%)  本日終値
 オリンパス<7733>が大幅続伸。SMBC日興証券はリポートで、同社が3月30日に21年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表、医療事業中心に21年3月期に営業利益1700億円(EBITDA2400億円)を計画していると紹介。今回発表された医療事業の症例数ベースによる成長へのシフトは同証券の想定線も、事業分野ごとの成長戦略を具体的に発表したことはポジティブな印象としている。同社の中長期成長力は揺るがないとみて投資評価「1」(アウトパフォーム)を継続。目標株価は6000円から5500円へ調整している。また大和証券はリポートで、意欲的だが目指す利益水準や戦略は妥当、今後の開発進展に注目して投資判断「3」(中立)を継続している。

■国際石油開発帝石 <1605>  853.5円  +13.1 円 (+1.6%)  本日終値
 国際石油開発帝石<1605>、石油資源開発<1662>、昭和シェル石油<5002>、出光興産<5019>など資源開発関連や石油関連株が軒並み高。ここ原油市況の下落が株価面にネガティブな影響を及ぼしていたが、前日にWTI原油価格が4セント高の1バレル=38ドル32セントと小幅ながら6日ぶりに反発し目先下げ止まる動きをみせたことで、足もと買い戻す動きが優勢となった。

■DAC <4281>  814円  +7 円 (+0.9%)  本日終値
 30日、DAC <4281> [JQ]が発行済み株式数の7.48%にあたる400万株の自社株を消却すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。消却予定日は4月28日。

■ジェイエイシ <2124>  1,334円  +11 円 (+0.8%)  本日終値
 JAC Recruitment<2124>が続伸。丸三証券では、有効求人倍率の上昇などによる良好な人材紹介の事業環境、高額案件の成約実績が積みあがって、中・高額年収帯の人材紹介に強みを持つ企業としてブランド評価が高まっていると指摘。日系企業の海外進出数拡大により、グローバル人材の紹介に注力する同社は活躍の場が広がると想定。レーティング「買い」を継続、目標株価を1440円から1780円に引き上げている。

■TDK <6762>  6,250円  +50 円 (+0.8%)  本日終値
 TDK<6762>が3日ぶりに反発。岩井コスモ証券が30日付で投資判断を新規に「A」とし、目標株価を7850円に設定したことが好材料視されている。2000年代後半から取り組んできた民生中心から車載・産業用途への事業シフトが進展し、業績変動が縮小し持続的成長に向けた体制が整ったことに注目しているという。また、第3四半期累計業績が過去最高を更新したことに加えて、為替想定が保守的であることから、16年3月期は業績予想をクリアできると予想。さらに、来期は高周波部品事業のクアルコムへの譲渡で、営業利益を今期予想比2.7倍の2600億円を見込んでいる。

■名古屋鉄道 <9048>  526円  +4 円 (+0.8%)  本日終値
 名古屋鉄道<9048>が小幅反発。みずほ証券では、空港線を持つ民鉄4社のうち他の3社は全てJRと競合しているものの、同社のみ空港線を独占していると指摘。16年3月期上期の旅客収入に占める空港線収入構成比は約6.6%程度と低いものの、訪日外国人の増加を背景に中部国際空港の旅客数増が続けば、中長期的に同社の成長ドライバーになる可能性が高いと解説。レーティング「買い」、目標株価680円でカバレッジを開始している。

■アンリツ <6754>  619円  -60 円 (-8.8%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 30日に業績修正を発表。「今期税引き前を24%下方修正」が嫌気された。
 アンリツ <6754> が3月30日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。16年3月期の連結税引き前利益を従来予想の70億円→53億円(前期は115億円)に24.3%下方修正し、減益率が39.6%減→54.3%減に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒アンリツの詳しい業績推移表を見る

■ミツミ電機 <6767>  523円  -28 円 (-5.1%)  本日終値
 ミツミ電機<6767>は大幅安。同社は30日取引終了後、16年3月期の連結業績予想の修正を発表。営業損益を25億円の赤字から46億円の赤字(前期9億5200万円の黒字)へ、最終損益を60億円の赤字から98億円の赤字(同38億2600万円の黒字)へ下方修正した。これを嫌気する売りが集中した。スマートフォン向け製品の売上高が減少し、車載向けおよびアミューズメント向け製品の売上高が増加したことで全体の付加価値率が低下したほか、為替が2月以降円高に振れたことが損益の悪化要因となっている。

■マネックスグループ <8698>  291円  -15 円 (-4.9%)  本日終値
 マネックスグループ<8698>が続落。クレディ・スイス証券では、17年3月期下期からの経費負担減少が計画通りに進まないリスクが上昇していると指摘。同社が今春、日本で導入する子会社トレードステーションのトレーディングツールの導入も遅れがちとみて、成果を確認できるのは早くても17年3月期後半になると解説。現在、手数料率の高い現物取引顧客が多いことから、個人の投資意欲回復を伴う相場上昇局面は株価上昇リスクと位置づけ、レーティングを「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に、目標株価を340円から260円に引き下げている。

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