モルガン・スタンレーMUFG証券の保険セクターのリポートでは、国内イールドカーブのフラット化は生保株にとっては厳しい局面も、次の金利引き下げは生保株へのエントリーチャンスになる可能性があると指摘。損保は、16年度以降の増益率が他の金融サブグループ比で高い水準を維持すると予想、中期的利益成長力を背景に上値余地は残るとの見方で、金利のボラティリティ上昇局面ではディフェンシブ性を発揮すると解説。
個別銘柄では、第一生命保険<
8750>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<
8725>、T&Dホールディングス<
8795>を「オーバーウエート」で推奨している。
《MK》
株探ニュース