市場ニュース

戻る
 

【市況】日経平均は57円高でスタート、先日の下げに対する自律反発の流れが先行/寄り付き概況


日経平均 : 16949.53 (+57.20)
TOPIX  : 1357.37 (+2.76)

[寄り付き概況]

 日経平均は反発で始まった。24日の米国市場はNYダウが小幅に反発し、シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円高の16770円だった。NYダウは一時17400ドルを下回る場面もみられたが、石油掘削装置(リグ)稼働数の減少が報じられると、原油価格の買い戻しに伴い、引けにかけて切り返しをみせていた。この流れを受けて先日の下げに対する自律反発の流れが先行した。

 セクターでは石油石炭、精密機器、卸売、陸運、化学、空運、ゴム製品、食料品、繊維、サービスなどがしっかり。半面、銀行、不動産、鉱業、情報通信、保険、鉄鋼、海運、証券が冴えない。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも上昇しているが、大型株指数は相対的に鈍い。売買代金上位では、トヨタ<7203>、イーレックス<9517>、三井物<8031>、JR西日本<9021>、NTTドコモ<9437>が堅調。一方で、メガバンク3行、KDDI<9433>、ソフトバンクグ<9984>、フィスコ<3807>、小野薬品<4528>、NTT<9432>が冴えない。
《SY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均