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【材料】シチズンHD、国内大手証券は株価が上昇に転ずるきっかけに乏しいとの見解

 シチズンホールディングス<7762>が小動き。前場は売り買い交錯となったものの、後場に今日の高値圏で推移する場面があった。現在は前週末終値624円近辺で推移している。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券はリポートで、同社は同証券のカバレッジしている時計3社の中でも、経済環境の影響を受けやすい状況にあると指摘。背景には、時計事業では完成品に加えムーブメントを製造販売していることや、工作機械事業は世界経済の動向に影響を受けやすいこと、があると解説。

 同証券は、工作機械事業は依然高水準であり、経済環境次第では大きく落ち込む可能性もあるとみて、このような状況下、株価が上昇に転ずるきっかけに乏しいとの見解を示し、目標株価は1150円から900円へ引き下げ、レーティングは「ニュートラル」を継続している。
《MK》

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