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【市況】日経平均は237円高、東証1部値上がりは1598銘柄、値下がりは259銘柄


09時45分時点の日経平均は先週末比237.22円高の16425.63円。26日の米国市場は、原油相場の上昇や中国人民銀総裁が追加緩和を示唆したことでアジア・欧州株が軒並み全面高となり、米国株も買いが先行。しかし、10-12月期GDP改定値が速報値から上方修正され、インフレ指標の1つであるPCEコア指数が予想を上振れたことで、年内の利上げ観測が拡大したほか、原油相場もマイナスに転じたことで上値の重い展開となった。NYダウは57.32ドル安の169639.7ドルで引けた。

シカゴ225先物清算値は大阪比55円高の16315円となり、日経平均は先週末比124.90円高の16313.31円でスタート。寄り付き後は、G20を受けた金融安定化への期待から買いが先行し、一時276.34円高の16464.75円まで上昇した。しかし、先週末の高値16472.50円は越えられず16400円台前半での推移。為替市場では、ドル・円が113円70銭、ユーロ・円が124円20銭で推移。

業種別では31業種が上昇。輸送用機器が3.1%高で上昇率トップ。また、保険、電気機器、非鉄金属、精密機器、その他金融、銀行、ガラス・土石、情報・通信が強い。一方、空運、石油・石炭は下落。

東証1部の騰落状況は値上がり1598銘柄、値下がり259銘柄。値上がり率上位銘柄は、日本通信<9424>、山一電機<6941>、リョーサン<8140>、日産自<7201>、サイバネット<4312>など。値下がり率上位は、熊谷組<1861>、スミダ<6817>、マネパG<8732>、サッポロHD<2501>、さくら<3778>など。

【東証一部の騰落状況】
値上がり数 1598
値下がり数 259
変わらず 83
値付率 99.9%

《SY》

 提供:フィスコ

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