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【経済】ビットコイン---ポイントサイトの取り組みが目立つ


国内におけるビットコインの活用においては、ポイントサイトの取り組みが目立つ格好となっている。

日本初となるのは2014年12月18日におけるbitFlyerとGMOメディアの提携となる。GMOメディアの運営する「ポイントタウン」で貯めたポイントをビットコインと交換できるサービスだ。

また、セレス<3696>はコンテンツ登録や広告閲覧等でポイントが貯まる国内最大級のポイントサイト「モッピー」を運営している。ビットコインサービス提供のビットバンクとの資本・業務提携を2015年12月21日に発表しており、モッピーが発行するモッピーポイントとビットバンクが提供するビットコインとの交換を可能とした。今回の業務提携によりモッピーユーザーは、2015年5月より提携をしているbitFlyer、同年8月より提携をしているcoincheckに加えて、ビットバンクウォレットを通じてビットコインにいつでもポイント交換することができ、ビットコインを使ったショッピングでの決済に加え、個人間送金や国際送金などに利用することが可能となった。セレスでは現金や電子マネー等に交換可能なポイントサービスを運営しており、そのポイントは一種の仮想通貨であると定義される。そのため、グローバルな仮想通貨であるビットコインとは非常に親和性が高いと考えているようだ。

2016年1月20日にはVOYAGE GROUP<3688>の連結子会社で、ポイントを活用したマーケティングソリューション事業を展開するVOYAGE MARKETINGが、ビットコインの販売・取引所の運営及びブロックチェーンを活用した新サービスの研究開発を行うbitFlyerと提携し、ポイント交換サイト「PeX」のPeXポイントからビットコインへのポイント交換を開始している。

《TN》

 提供:フィスコ

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