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【市況】米系大手証券、現状の株価・為替の水準は政府の株価対策や日銀の早期追加緩和を促すレベル

 米系大手証券の日本株投資戦略では、現状のバリュエーションは大幅に割安と判断される水準で、売られ過ぎのシグナルが出ていると指摘。円高や世界景気後退による業績悪化リスクが懸念されるなかでは、株式市場が明確に反転する動きは期待しにくいとみて、直近株価は2016年度のEPS成長が2ケタのマイナスになることを織り込んでいるようにもみえると解説。

 世界的なリスクオフの動きが沈静化するためには、主要先進国の金融緩和スタンス継続、原油供給に関する産油国の合意、新興国通貨安定に関する政策協調等の条件が整う必要があるとみて、現状の株価・為替の水準は、政府の株価対策や日銀の早期追加緩和を促すレベルにあるとの見解を示している。
《MK》

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