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【材料】郵船、商船三井が12年12月以来の200円台割れ、バルチック指数の低迷際立つ

 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運株の下げがきつい。郵船、商船三井はいずれも2012年12月以来3年2カ月ぶりの200円台割れとなった。

 中国をはじめとする新興国経済の減速が意識される中でばら積み船市況の低迷が際立っており、株価も見切り売りが続いている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は今年に入り前日比プラスだった日がまだ一度もない状況。同指数は1985年の指数創設時に1000をスタート地点としているだけに、300を下回る水準で推移している現状をネガティブ視する動きが強い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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