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【市況】15000円割れ、メガバンクや通信株の動向に注目/後場の投資戦略


日経平均 : 14,874.65 (-838.74 )
TOPIX  : 1,194.71 (-70.25 )

[後場の投資戦略]

日経平均は約1年4ヶ月ぶりに節目の15000円を割り込んでいる。急ピッチの下げに対する自律反発も意識されやすいところではあろうが、週末要因のほか、原油相場や来週の春節明けの中国市場の動向への警戒もあり、様子見姿勢の強い相場展開になりそうだ。ただし、三菱UFJ<8306>が一時プラス圏を回復する場面もみられており、下げ渋りを見せてきている点は材料視されやすいだろう。
 また、相対的に堅調さが目立っていた通信株の一角がきつい下げとなっているが、NTTドコモ<9437>、NTT<9432>などは信用倍率が1倍を下回る売り長の需給でもあり、一段と取り組みに厚みが増している需給状況と考えられる。この辺りが下げ止まりをみせてくるようだと、次第に押し目拾いの動きが広がりをみせてくる可能性はありそうだ。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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