【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(2月12日記）

　日経平均株価は、10日に1万6017円（1月21日安値)を維持できなかったことで、下値の見えない状態へ入りました。

　今年は、過去に例の少ない、年初に年間の下値の限界付近まで下げる動きになっています。特別に弱い年の値動きになっています。

　どこで止まるかが見えない状況になっているので、目先は勢いの強い下げの流れを継続して、値動きの基本型、つまり5つの波の下げパターンになることを考えておきます。その場合、現在の勢いの強い下げの下値の目安は、1万4000円以下が考えられます。

情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)を1月15日に上梓。

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