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【通貨】NY為替:ドル・円は112円42銭、日銀介入警戒感で円高値から急反落


 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円69銭から111円58銭まで下落後、112円42銭まで戻して引けた。原油安が進んだことや根強い信用不安でリスク回避の円買いが継続。一方、スウェーデン中銀がマイナス金利をさらに引き下げたことや、イエレンFRB議長の証言での発言「政策でドル高を考慮」などを受けて、債券利回り低下に伴うドル売りが加速した。その後、アラブ首長国連邦(UAE)のエネルギー相の発言として「非石油輸出国機構(OPEC)メンバーが参加すれば、OPECは協調減産の用意がある」と一部報道で伝えられ、原油価格底入れ期待が広がり、リスク回避の動きが後退した。


 ユーロ・ドルは、1.1312ドルから1.1376ドルまで上昇し、1.1321ドルで引けた。ユーロ・円は、127円59銭から126円80銭へ下落した。


 ポンド・ドルは、1.4384ドルから1.4485ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9753フランから0.9699フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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