【市況】国内大手証券、地銀は上期に比してやや業績モメンタムが鈍化している印象

　野村証券の地銀セクターのリポートでは、地方銀行５行（千葉銀行<8331>、横浜銀行<8332>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>、静岡銀行<8355>、スルガ銀行<8358>の第３四半期決算は、総じて上期決算までの流れを引き継ぎ、本業収益、市場運用ともに好調に推移していると指摘。日銀マイナス金利導入以降の地銀株価の推移には、やや行き過ぎの感は見られるとしながらも、役務利益など上期に比してやや業績モメンタムは鈍化している印象と解説。

　バリュエーションを勘案するとメガバンクのＰＢＲが０．５倍前後で推移しているため、「主要行の方がより投資妙味が強い」との見解を示している。
《ＭＫ》

株探ニュース