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2016年02月05日15時27分

【市況】東京株式(大引け)=225円安、円高嫌気し1万7000円割れ

日経平均 日足チャート 「株探」多機能チャートより
 5日の東京株式市場は為替の円高などを背景に終始リスク回避の売りにさらされる展開を余儀なくされた。ただ、後場終盤になって突っ込み警戒感からの買い戻しが入り全体指数は下げ渋った。

 大引けの日経平均株価は前日比225円40銭安の1万6819円59銭と4日続落。東証1部の売買高概算は33億8965万株、売買代金概算は2兆8946億4000万円。値上がり銘柄数は359、対して値下がり銘柄数は1515、変わらずは62銘柄だった。

 きょうの東京市場は、外国為替市場でドル安・円高が進んでいることを背景にリスクオフの流れが強まった。足もと1ドル=116円台の推移は、前週末の日銀によるマイナス金利導入発表前の水準よりもさらに円高に振れており、株式市場でも失望売りを誘発するかたちに。自動車など輸出主力株が売られたほか、長期金利が過去最低を更新するなか、金利低下で恩恵の大きいはずの不動産株も売り込まれ地合いを悪くした。日本時間今晩発表される米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる要因となったようだ。日経平均は終値ベースで1月26日以来の1万7000円割れとなった。

 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが売られ、ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。三井不動産<8801>、三菱地所<8802>なども安い。三信電気<8150>が急落、デンカ<4061>、トクヤマ<4043>などの下げもきつい。東芝<6502>も商い伴い急落となった。

 半面、シャープ<6753>が活況裏に上値追い。テルモ<4543>、ニコン<7731>も物色人気に。ヤマハ<7951>が一時値幅制限いっぱいに買われ、グリー<3632>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>などが値を飛ばした。丸紅<8002>が大幅高、ファミリーマート<8028>も上昇した。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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