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【材料】百貨店株が下落、Jフロントは国内証券が目標株価引き下げるも投資妙味が増す見通しと

 インバウンド関連で買われた百貨店株の下落が目立っている、大丸、松坂屋を運営するJ.フロント リテイリング<3086>は1月安値からリバウンドしてきたが再び底値を探りにいくようなチャート形状になっている。

 今日は、SMBC日興証券がJ.フロント リテイリングの目標株価を2500円から1900円に引き下げ、投資評価「2」を継続するとのリポートが確認されている。同証券のアナリストは「高額消費鈍化、銀座店開業遅れで、中計利益達成の難易度上昇、2018年2月期は銀座、上野の開業効果により投資妙味が増す見通し」とリポートで紹介している。

 ただ、百貨店株はどれも厳しい状況、三越伊勢丹HD<3099>、高島屋<8233>、J.フロントとも1月安値を再びうかがうようなチャートとなっており、投資妙味が増すまでには時間が掛かる可能性がある。
《MK》

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