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【市況】東京株式(前引け)=日経平均株価は下げ渋り横ばい

 2日前場の東京株式市場は、日経平均株価が前日比53銭安の1万7864円70銭とほぼ横ばい。寄り付き直後に一時、前日比180円安まで売られたものの、その後急速に下落幅を縮小する動きとなった。日銀のマイナス金利導入に伴い警戒感が高まり、下落基調にあったメガバンクなど銀行株にも押し目買いが入り、朝安のあと前日比プラス圏に浮上する銘柄が目立った。

 東証1部の売買高概算は、13億1395万株、売買代金概算は1兆3428億400万円。値上がり銘柄数は850、対して値下がり銘柄数968、変わらず116銘柄となった。

 個別銘柄では、新日鉄住金<5401>、トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>、三井不動産<8801>、三菱地所<8802>、ソフトバンクグループ<9984>が売られている。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンクが揃って切り返し、ファナック<6954>、オリエンタルランド<4661>、ホンダ<7267>、小野薬品工業<4528>、日本ハム<2282>、伊藤忠テクノソリューションズ<4739>、三越伊勢丹ホールディングス<3099>、協和発酵キリン<4151>が買われた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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