【市況】ETF売買動向＝29日大引け、全銘柄の合計売買代金7910億円

　29日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比142.7％増の7910億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同142.1％増の7229億円だった。

　個別ではダイワ電機・精密上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1642> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ダイワ上場投信東証電気機器株価指数 <1610> 、東証電気機器株価指数連動型上場投資信託 <1613> 、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> など6銘柄が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が15.72％高、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> が11.71％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が8.02％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が7.58％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が7.54％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は8.10％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は4.10％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は3.25％安、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は3.11％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が476円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金5659億8400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2567億8200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が388億400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が350億6200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が289億5100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が131億9200万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が82億900万円の売買代金となった。


株探ニュース