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【市況】11時時点の日経平均は続落、決算を受けファナックやオムロンが急落(日銀会合の結果発表時間付き)


11時00分現在の日経平均株価は16984.57円(前日比56.88円安)で推移している。28日の米国市場では、原油相場の上昇や主要企業の決算が好感され、NYダウは125ドル高となった。こうした流れを受けて、日経平均は113円高からスタートしたが、寄り付きを高値に上げ幅を縮めマイナスに転じた。指数寄与度の大きいファナック<6954>の下落が重しとなっているほか、日本銀行・金融政策決定会合の結果を見極めたいとするムードも強い。一時16897.15円(同144.30円安)まで下落したが、売り一巡後は下げ幅を縮小する展開となっている。

個別では、ソフトバンクグ<9984>、日立<6501>、村田製<6981>、小野薬<4528>、キヤノン<7751>などが軟調。売買代金上位ではファナックが12%安、オムロン<6645>が14%安、キーエンス<6861>が7%安と前日の決算発表を受けて急落している。テーマ株のさくら<3778>も急反落。また、SMS<2175>、ICTS<4739>、オムロンなどが東証1部下落率上位となっている。一方、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などが堅調。サイバネット<4312>は荒い値動きながら足元ではプラス圏で推移している。前日決算発表のあった銘柄ではサイバーエージ<4751>が13%高、OLC<4661>が4%高に。また、モリテックス<7714>、アイエスビー<9702>、藤田観<9722>などが東証1部上昇率上位となっている。


決定事項と結果発表の時間(市場に伝わった時間)

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【2015年】

12月18日 現状の金融政策に対する保管措置を発表、12時50分
11月19日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時17分
10月30日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時22分(経済・物価情勢の展望レポートの公表)
10月 7日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時00分
9月15日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時07分
8月 7日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時18分
7月15日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時18分
6月19日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時04分
5月22日 現状維持(木内委員のみ反対)、11時49分
4月30日 現状維持(木内委員のみ反対)、13時04分(経済・物価情勢の展望レポートの公表)
4月 8日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時36分
3月17日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時04分
2月18日 現状維持(木内委員のみ反対)、11時49分
1月21日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時29分

【2014年】
12月19日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時28分
11月19日 現状維持(木内委員のみ反対)、12時24分
10月31日 「量的・質的金融緩和」の拡大実施(5対4)、13時44分(経済・物価情勢の展望レポートの公表)
10月07日 現状維持(全員一致)、13時54分(黒田総裁が国会出席のため88分中断)
9月04日 現状維持(全員一致)、12時07分
8月08日 現状維持(全員一致)、12時08分
7月15日 現状維持(全員一致)、11時58分
6月13日 現状維持(全員一致)、11時41分
5月21日 現状維持(全員一致)、11時41分
4月30日 現状維持(全員一致)、12時51分(経済・物価情勢の展望レポートの公表)
4月 8日 現状維持(全員一致)、11時50分
3月11日 現状維持(全員一致)、12時00分
2月18日 現状維持(全員一致)、「貸出増加支援制度の規模」、「成長基盤強化を支援するための資金供給」をそれぞれ2倍にし1年間延長、12時28分
1月22日 現状維持(全員一致)、12時20分
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(注)発表時間に関して±1分ほどの誤差がある可能性があります。

《HK》

 提供:フィスコ

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