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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株高と原油価格上昇受けて急反発

 22日の東京株式市場は買いが大きく先行、寄り付きの日経平均株価は前日比319円高の1万6336円と急反発。前日の欧州株市場では、ECB理事会後の記者会見でドラギ総裁が追加緩和を示唆したことを受け軒並み上昇、米国株市場でもNYダウが115ドル高と反発するなど、投資家の不安心理が後退した。東京市場でも主力株をはじめ広範囲に買い戻される流れとなっている。

 前日のWTI原油先物価格は急反発、一時1バレル=30ドル台に乗せる場面もあったほか、外国為替市場ではドル買い・円売りの動きが強まり足もと1ドル=117円80銭近辺で推移していることもリスクオフの巻き戻しを促している。国内では日銀による追加緩和期待が浮上していることもプラスに働く。寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に海運、鉄鋼、非鉄、卸売、ガラス土石など。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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