市場ニュース

戻る
2016年01月20日15時44分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):コマツ、トヨタ、三菱商

■コマツ <6301>  1,703円  -66 円 (-3.7%)  本日終値
 コマツ<6301>、日立建機<6305>など建機株が売られたほか、ファナック<6954>、JUKI<6440>などにも売りがかさんだ。全般相場は輸出株中心にリスクを回避する動きが強い。そのなか、外国為替相場で取引時間中に1ドル=117円20銭前後と円高が進行しているほか、中国・上海株市場が安く始まったこともあって、関連銘柄への売り圧力が意識されている。

■富士重工業 <7270>  4,364円  -156 円 (-3.5%)  本日終値
 富士重工業<7270>が反落。TIWでは、昨日公表の16年暦年生産・販売計画(5年連続過去最高、100万台超え)は、引き続き商品力主導による業績向上のモメンタムが強いことを印象づけポジティブと指摘。能力増強が順調に進む中、想定以上に販売が好調とみて、来期投入が見込まれる新型「インプレッサ」にも期待して、17年3月期営業利益予想を5900億円から6150億円に引き上げ。レーティング「1」を継続している。

■トヨタ自動車 <7203>  6,574円  -230 円 (-3.4%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が一段安。足もと主力株への売り攻勢が強まるなか、外国為替市場では急速なドル売り・円買いの動きとなり、1ドル=116円台まで円高が進行した。これを受けて、輸出株のなかでも特に為替感応度の高い自動車セクターの売り人気が助長される格好となっている。

■三菱商事 <8058>  1,794円  -61.5 円 (-3.3%)  本日終値
 ドイツ証券の商社セクターのリポートでは、主要商品での供給サイドの本格的対応が見通し難いことから、商品価格は圧力に晒(さら)されていると指摘。それでも、1バレル=30ドルの原油価格が持続可能とは考え難いとの見方で、「具体的な時期を見通すのは難しい」としながらも、いずれ原油需給は再び均衡すると解説。中国をけん引役とする需要は減少しつつあることから、バルク商品の持続的回復見通しを慎重にみて、個別では、商品価格の影響を相対的に受け難く、資本管理による上昇余地が見込まれる三菱商事<8058>を選好している。

■セブン&アイ <3382>  4,912円  -161 円 (-3.2%)  本日終値
 TIWでは、日本株は既に底値圏に到達しているため、ここからの下落余地は大きくないと指摘。それでも、来期会社予想はかなり慎重な内容になりそうなことから、本格的なリバウンドには至らないとの見方で、日経平均1万8000円を上限とする自立反発の域を出ないと想定。中国経済や中東情勢が悪化した場合には、3月中盤から4月に掛けて3番底を覗う展開が生じる可能性に留意したいとして、円高、人民元安によって、輸入物価の下落を享受できるセクターに魅力があると解説。個別ではセブン&アイホールディングス<3382>、ファミリーマート<8028>、ニトリ<9843>、良品計画<7453>に注目している。

■大同特殊鋼 <5471>  423円  -13 円 (-3.0%)  本日終値
 大同特殊鋼<5471>が反落。大和証券は同社について、足元の特殊鋼需要は依然として前年割れが継続していると指摘。ただ、16年度は一定の需要回復と電力コスト減少が増益要因となるとみて、投資判断は「3」(中立)を継続、目標株価は420円から460円へ引き上げている。

■LIXILグループ <5938>  2,420円  -56 円 (-2.3%)  本日終値
 LIXILグループ<5938>が失速。クレディ・スイス証券では、株価バリュエーションは適正な水準にあるものの、同社を評価する投資家が増える可能性があると指摘。それでも、DBJが保有するGrohe持分の買取金額650億円程度を捻出するために、同社の増資リスクは引き続き存在するとの見方で、16年3月期営業利益を675億円(会社計画は620億円、市場コンセンサスは818億円)と予想。レーティングを「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に、目標株価を2300円から2400円に引き上げている。

■テルモ <4543>  3,505円  -80 円 (-2.2%)  本日終値
 東海東京調査センターでは、日本株はテクニカル指標や配当利回り面で底入れ、割安のシグナルが灯り始めていると指摘。来週から本格化する4~12月期決算発表に向け、「業績好調が予想される銘柄の押し目買いで臨みたい」として、1月25日号のウィークリー銘柄では、同社アナリストが業績好調を予想し、強気評価を付与する銘柄を選出。心臓・血管手術の医療器具の成長が続くテルモ<4543>、航空機リースなど利ざやが高い分野が伸び、業績をけん引する芙蓉総合リース<8424>をピックアップしている。

■ライオン <4912>  990円  -17 円 (-1.7%)  本日終値
 ライオン<4912>が続落。野村証券は同社についてリポートをリリース。従来よりも国内の高付加価値品の投入による収益性向上が進んでいることを評価して、同証券による営業利益予想を上方修正し、目標株価を650円から1100円へ引き上げ、レーティングは「ニュートラル」を継続している。同証券ではまた、中期的に国内は高付加価値品の投入、シェア1位ブランドの育成等で収益性向上を見込むほか、海外は売り場確保、認知度向上への先行投資が続くとの見解を示している。

■ニフコ <7988>  5,020円  -50 円 (-1.0%)  本日終値
 ニフコ<7988>が3日ぶりに小反落。ドイツ証券は、1月18日に同社の技術開発センターを見学する機会を得たとのリポートをリリース。同センターは、東日本の開発中核拠点(従業員90人)で、製品の構造解析、樹脂流動解析、流体解析のための各種試験設備が網羅的に整備されていると紹介。同証券ではまた、樹脂は国内だけで1000種類を超え、完成車メーカーの機能保証要請は多岐に渡ると解説。同社の充実した評価試験設備がこうした対応を可能にしているほか、営業と技術要員の密接なタイアップによる顧客ニーズの汲み取りと製品構造解析インフラの整備が、同社の持続的な自動車1台当たり売上高拡大を可能にしているとの見解を示している。現時点でレーティングは「ホールド」、目標株価5400円を継続している。

■Hamee <3134>  2,334円  +400 円 (+20.7%) ストップ高   本日終値
 19日、Hamee <3134> [東証M]が2月29日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の4分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に、1500円分のクーポンを付与する株主優待制度は、現行と変わらず100株以上保有する株主を対象とすると発表。実質的な制度拡充となり、株主還元の強化を好感する買いも向かった。

●ストップ高銘柄
 Hamee <3134>  2,334円  +400 円 (+20.7%) ストップ高   本日終値
 ドーン <2303>  3,355円  +500 円 (+17.5%) ストップ高   本日終値
 サイバネットシステム <4312>  540円  +80 円 (+17.4%) ストップ高   本日終値
 ビーマップ <4316>  750円  +100 円 (+15.4%) ストップ高   本日終値
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 アートSHD <3663>  1,708円  -500 円 (-22.6%) ストップ安   本日終値
 FVC <8462>  2,300円  -500 円 (-17.9%) ストップ安   本日終値
 Sシャワー <4838>  488円  -100 円 (-17.0%) ストップ安   本日終値
 エンバイオH <6092>  500円  -100 円 (-16.7%) ストップ安   本日終値
 など、5銘柄

株探ニュース

日経平均