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【市況】個別銘柄戦略:中国株や原油相場の時間外を睨みながらの展開に


米国市場が伸び悩む動きとなっているほか、本日も目立った手掛かり材料が乏しく、日本株も方向感に欠ける展開となりそうだ。景気刺激策などへの期待も高まる中国株式市場の動向や原油相場の時間外取引の動向などを横目で睨みながらの展開となっていこう。ただ、ECB理事会や来週の日銀決定会合などを控えて、徐々にショートポジションの買戻しの動きなどは強まっていく余地も大きいと考えられる。昨日はメガバンクの動向が市場心理を冷やす形にもなった。海外決算では、モルガンはポジティブに捉えられたが、BOAなどは冴えない動きになっており、本日も神経質な動きとなりそうだ。スプリントの株価下落が続くソフトバンクの動向なども警戒視。日通の業績観測が伝わっているが、原油安メリット銘柄を見直す動きにつながるか注目。ほか、前日の後半に強まったテーマ物色の動きの継続の有無にも注目したい。

《KS》

 提供:フィスコ

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