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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):インベスC、アイサンテク、任天堂、日写印

■インベスターズクラウド <1435>  5,220円  +700 円 (+15.5%) ストップ高   本日終値
 インベスターズクラウド<1435>がストップ高。同社はきょう、スマートロック製品の開発・製造・販売などを手掛けるQrio(東京都渋谷区)と技術提携したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。同社が開発するスマートドアホン「TATERU kit」とQrioが開発する「Qrio Smart Lock」を連携し、民泊サービスでの活用を目指すとしている。

■アイサンテクノロジー <4667>  7,110円  +860 円 (+13.8%) 一時ストップ高   本日終値
 18日、東証が19日売買分からアイサンテク <4667> [JQ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■任天堂 <7974>  15,990円  +1,330 円 (+9.1%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 任天堂<7974>が急反発。メリルリンチ日本証券では、年末商戦での新規IP「Splatoon」の販売好調及びWiiUハードの販売上振れにより、懸案事項としてきた据置型ゲームの低迷長期化リスクが低減したと指摘。カジュアルゲーム需要喚起で収益回復は加速するとみて、株価水準も割安と解説。レーティングを「中立」から「買い」に、目標株価を2万2000円から2万5000円に引き上げている。

■日本写真印刷 <7915>  2,214円  +135 円 (+6.5%)  本日終値  東証1部 上昇率10位
 日本写真印刷<7915>が急反発。クレディ・スイス証券は同社についてリポートをリリース。上期に見られたディバイス事業での同証券予想を上回る生産性改善効果、産業資材で買収した蒸着紙事業を業績予想に織り込み同証券予想の営業利益を上方修正。16年3月期を86億円から96億円、17年3月期は88億円から98億円、18年3月期を80億円から102億円へと増額修正している。同証券では目標株価2200円を継続し、目標株価達成を受け投資評価を「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」へ格上げしている。

■エイチーム <3662>  1,573円  +85 円 (+5.7%)  本日終値
 エイチーム<3662>が急反発。同社は18日、今年初夏リリース予定の覚醒少女バトルRPG「放課後ガールズトライブ」を3月に東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2016」へ出展することを発表した。「放課後ガールズトライブ」は東京を舞台に繰り広げられる覚醒少女バトルRPG。プレイヤーは聖泉女学院の担任教師として「覚醒者」と呼ばれる特別な能力を持った生徒たちを受け持つことになり、少女達と共にこの世界で起きている厄災「黒い霧」に立ち向かい、次々と襲い掛かる悪魔との戦いに挑む内容。同ゲームは昨年12月17日に秋葉原のUDX THEATERで制作発表会を行っており、リリースへの期待が高まっている。

■サトーホールディングス <6287>  2,346円  +125 円 (+5.6%)  本日終値
 サトーホールディングス<6287>が急反発。同社はきょう、ソフトウエア開発子会社のSATO Global Solutionsが米インテルと連携し、小売業向けIoTソリューションを開発したと発表。16年第2四半期中にも欧米市場を手始めに提供を開始するとしており、これが期待材料となっているようだ。このソリューションは、在庫管理や生産性の向上、コスト削減、売り上げ拡大という根本的な問題に取り組み、小売業の投資利益率を高めることに貢献。また、来店客に最先端のショッピング体験も提供できる。

■イオンファンタジー <4343>  2,076円  +76 円 (+3.8%)  本日終値
 イオンファンタジー<4343>が反発。同社は18日の取引終了後、12月度の月次売上高を発表。国内単体の合計で全店は前年同月比32.1%増、既存店は同2.8%増となった。既存店の内訳では遊戯機械が同7.5%増、遊戯施設が同3.8%増となり、商品の9.1%減をカバー、既存店では4カ月連続での前年同月比プラスとなっている。

■イリソ電子工業 <6908>  5,930円  +210 円 (+3.7%)  本日終値
 イリソ電子工業<6908>が4営業日ぶりに反発。ゴールドマン・サックス証券は、同社が1月18日に開催した茨城工場見学会に参加したとのリポートをリリース。先般発表された新型3軸可動コネクタ”Z‐Move”の説明が中心としたうえで、コネクタの高付加化価値に伴う事業機会を享受する体制が整いつつあり、同社はEV/HVの生産拡大の恩恵を最も享受するコネクタメーカーになる可能性が高いと解説。中期個別成長力を評価し投資判断は「買い」を強調し、目標株価は8000円を継続している。

■アドバンテスト <6857>  978円  +33 円 (+3.5%)  本日終値
 アドバンテスト<6857>が反発。米インテル株が市場期待を下回る売り上げ見通しを嫌気され前週末に急落、その影響もあって前日は下値模索の動きを続けていたが、目先値ごろ感から押し目買いが優勢となった。半導体業界の設備投資意欲自体は旺盛であり、インテルは16年の投資額を前年比3割増とする計画を発表しているほか、台湾の半導体ファンダリ最大手のTSMCも16年の投資額について前年の81億ドルから90~100億ドルに拡大する意向を示している。半導体テスター大手の同社にとっては追い風が強い。また、同社は18日、産業分野の研究開発から生産に至るまでの現場で、温度評価用として需要の高い配線作業を必要としない無線温度ロガーの米国対応製品を発表、これも買いの手掛かりとなっているもようだ。

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