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【市況】東京株式(前引け)=続落、前引けにかけ下げ幅拡大

 19日前引けの日経平均株価は前日比121円安の1万6834円と続落。前場の東証1部の売買高概算は11億87万株、売買代金概算は1兆337億6000万円。値上がり銘柄数は609、対して値下がり銘柄数は1163、変わらずは161銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧州株市場が金融株の下げを背景に軟調に推移したこともあって売り優勢で始まった。その後は先物を絡め一進一退の動きを続けたが、前場後半に急速に値を崩す展開となった。中国の15年10~12月期GDPは事前の市場コンセンサスにほぼ沿った内容だったが、その後はメガバンクの下げなどが全体の地合いを悪化させ、日経平均は前場の安値圏で着地する格好となった。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクの下げも目立つ。JT<2914>も軟調。ネクスト<2120>、GMO<9449>などが大幅安、アクリーティブ<8423>も値を下げた。半面、任天堂<7974>、日本電産<6594>が買われ、新日鉄住金<5401>も堅調。タカキタ<6325>が値を飛ばし、ドトール・日レスホールディングス<3087>も大幅高。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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